白神牛・小なす他
あきた白神和牛

黒毛和牛が主体のあきた白神和牛。その多くが藤里町で飼育されております。藤里町では、古くから肉用牛の子牛生産で、多くの優秀な藤里牛を生み出して来ました。現在は「あきた白神和牛」として名称が変わり、大野岱放牧場などの活用によって多頭飼育化が進んでいます。JAあきた白神畜産部会では、独自に品評会・共励会を開催し、さらなる品質の向上に努めています。平成24年度秋田県有種雄牛枝肉共励会では、県有種雄牛「義平福」を父とする、JA藤里肉牛センターで肥育した牛が優秀賞に輝いております。
市場でもあきた白神和牛の評価は高く、色合いも良く、サシの入り方がきめ細やかで、食べればとろける食感が魅力的です。
小なす
旧二ツ井町で盛んに栽培されてきた小なす。黒光りしたその姿から、「黒いダイヤモンド」と呼ばれています。長なす・丸なす・米なすなど、たくさんの種類がある中で、小なすを専門として産地は、全国的にみてもごくわずかです。品質の良さから、そう呼ばれている当JA産の小なすは、黒光りした色つやを大切にするため、枝の仕立て方や追肥の方法など、小なす部会独自の栽培方法を採用しています。
柔らかな食感が特徴で、漬け物や揚げ物など、さまざまな料理に活用できます。
白神りんどう
藤里町の新たな特産品として、栽培が始まった『白神りんどう』。現在では、藤里町のほか能代でも栽培がはじまり、29年度は数量80万4,620本、販売額3,711万円を記録しました。生産農家も増えるていることで、今後大きく成長が期待できる作物に挙げられています。
また、白神りんどうは市場からの評価も高く、他産地に比べて、花の色が鮮やかなのが特徴です。