白神牛・小なす他
あきた白神和牛
黒毛和牛が主体のあきた白神和牛。その多くが藤里町で飼育されております。藤里町では、古くから肉用牛の子牛生産で、多くの優秀な藤里牛を生み出して来ました。現在は「あきた白神和牛」として名称が変わり、大野岱放牧場などの活用によって多頭飼育化が進んでいます。JAあきた白神畜産部会では、独自に品評会・共励会を開催し、さらなる品質の向上に努めています。
市場でもあきた白神和牛の評価は高く、色合いも良く、サシの入り方がきめ細やかで、食べればとろける食感が魅力的です。
小なす
旧二ツ井町で盛んに栽培されてきた小なす。黒光りしたその姿から、「黒いダイヤモンド」と呼ばれています。長なす・丸なす・米なすなど、たくさんの種類がある中で、小なすを専門として産地は、全国的にみてもごくわずかです。品質の良さから、そう呼ばれている当JA産の小なすは、黒光りした色つやを大切にするため、枝の仕立て方や追肥の方法など、小なす部会独自の栽培方法を採用しています。
柔らかな食感が特徴で、漬け物や揚げ物など、さまざまな料理に活用できます。
白神りんどう
藤里町の新たな特産品として、栽培が始まった『白神りんどう』。平成21年から栽培を開始し、現在では栽培人数12名、能代市を含めた面積は栽培当初の6.5倍の400㌃まで広がり、お互いに切磋琢磨しながらリンドウを栽培しています。
世界遺産白神山地のふもと冷涼な気候と白神山脈から流れる豊富な水はリンドウの栽培に適しており、リンドウ特有の青色の発色がとても鮮やかだと販売先からも好評をいただいています。