あきた白神米・白神ねぎ・白神山うど
あきた白神米
雪国秋田の春、白神山麓の広大な水田に雪解け水が注がれます。このミネラル豊富な天然水で丹精して育まれた『あきた白神米』は、安全と安心、そしておいしさを届けています。当JA管内ではあきたこまちのほか、めんこいな、ひとめぼれが栽培され、そのうち、あきたこまちの作付けがおよそ90%を占めています。JA稲作部会では品質向上を目指して、優良苗を表彰することで生産者への健康な苗作りの徹底と奮起を促す健苗コンクールや、生産者、県、JAらがハウスを巡回し、適正な肥培管理がなされているかどうかを確認する苗代巡回、そのほか定期的に栽培講習会を開催するなど、高品質・良食味米生産に向けて取り組んでいます。
白神ねぎ
JAあきた白神の主力作物である『白神ねぎ』。管内は県内有数のねぎ産地で、夏ねぎ、秋冬ねぎ、雪中ねぎと一年中収穫が可能です。令和4年度には過去最高の17億4,475万円の販売額を記録しております。今後も新規作付者の増加と既存生産者の面積拡大、また生産者による品質検査の実施に取り組み、更なるブランドの確立をめざしています。
大自然の恵みをいっぱいに受けたねぎは、太くて、軟らかく、とろけるような味わいでありながら、シャキシャキした歯ごたえが特徴で、秋田名物のきりたんぽ、しょっつる鍋にも欠かせない食材。県内でも“ネギならあきた白神”といわれる定番食材です。
白神山うど
JAあきた白神管内では、能代市二ツ井町地区を中心に『白神山うど』の栽培が盛んで、1月から4月まで出荷のピークを迎えます。ネーミングは特許庁より地域団体商標に登録されました。生産者らは等級、規格を厳守した完璧な山ウドを出荷に意欲をみせています。寒暖の差が激しい雪国育ちなので、味も一段とおいしくなっています。
山ウドは主に赤系と白系の2品種に分けられます。当JAではアクがやや強い赤系に比べて、さっぱりとした味が中若年層から人気を集め、かつ市場評価の高い白系の作付けを推進。現在全体の70%が白系品種となっています。
サクサクした食感とほろ苦さが魅力で、春の香りをそのまま食卓へと運んでくれます。