あきた白神トピックス
白神ねぎ新規格導入、葉割れ対策で、高品質出荷の一助に
2022-07-11
ねぎ部会は、今期の出荷から夏ネギ2Lサイズの出荷規格を変更する。箱詰め出荷時の品質向上につなげ、消費者から選ばれる安心・安全な「白神ねぎ」を提供して販売額21億円の必達を目指す。
従来は1本当たり重量180グラム以上だったが、箱詰め出荷時の葉割れなどの原因となりやすかったことから、170グラム以上に規格変更。11日に夏ねぎ出荷目揃会を開き、同JA販売課が規格変更を生産者・市場関係者など参加した約70人へ報告・共有した。
JAあきた白神の主力品目として生産振興を図る「白神ねぎ」は産地規模が年々拡大し、今年度作付面積は215㌶まで到達。2012年度が117㌶であったことから、10年間で約2倍まで作付面積が増えた。22年度の販売額は過去最高額の21億円を計画に設定している。
同JA管内の生育が順調な圃場(ほじょう)では6月27日から夏ネギの出荷がスタート。9月末まで続く。
同JA佐藤謙悦組合長は「白神ねぎはまだまだ伸びしろがある。生産者・行政・市場と一体となり、日本一の産地を目指したい」と激励した。