あきた白神トピックス
最盛前に「白神きゃべつ」目ぞろい会
「白神きゃべつ」の出荷最盛期を前に、出荷規格統一と生産者の意識向上を図り、他産地の生育・出荷状況や今後の販売動向についての認識を共有することを目的としたJAあきた白神きゃべつ部会(塚本勝彦部会長)の出荷目ぞろい会は7日、部会員や秋田県内の市場関係者らおよそ25人が参加し開催された。
東京荏原青果株式会社野菜第一部江崎尚徳部長は「5月初旬から曇天、低温傾向が続き、関東産の品質が良いと言えるものでなかった分、品薄状態となり単価にも影響が出た。「白神ブランド」として高品質のものを出荷頂くと必ず単価にも反映されますので、最後まで品質重視の出荷をお願いしたい」と期待を込めて情勢を報告。
同JA販売担当から出荷時の注意点等の説明のあと、部会員らは出荷されたばかりの「白神きゃべつ」を前に目合わせを行い、これから最盛を迎える収穫に向けて認識を共有した。
同JAによると「白神きゃべつ」の2022年度の事業計画は、出荷量1277.8t(前年度実績対比111.8%)販売額110,272千円(前年度実績対比119.1%)を見込んでいる。
初夏獲り「白神きゃべつ」は5月30日に同JAに初入荷され、日量600ケースほどが入荷、今月13日頃から最盛期に入り日量4000ケース程の入荷を見込んでいる。
初夏獲り「白神きゃべつ」の収穫は7月初旬まで続く。