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あきた白神トピックス

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水稲育苗へ巡回指導

2023-04-24
苗の管理について個別指導

水稲育苗の初期成育の確認や農家からの相談に応えるため、4月24日から管内3地区で苗代巡回を行いました。

 JAの営農指導員が各生産者の育苗ハウスを巡回して、床土や苗の状態、温度管理等について細かく確認、指導しました。巡回した指導員は「苗は順調に生育しているが、気温が低い日もあるので、ハウス内の温度には気をつけてほしい」と指導。気温の上昇とともに苗焼けや徒長苗、病害などを防ぐために温度管理に注意を促し、健苗育成に向けて指導しておりました。
 

食農教育に役立てて 教材本を寄贈

2023-04-12
高橋誠也能代市教育長へ寄贈する組合長
4月12日に子どもたちに農業に関心を深めてもらおうと、JAバンクの補助教材「農業とわたしたちのくらし」を能代市教育委員会と藤里町教育委員会に300冊を寄贈しました。能代市と藤里町では小学5年生を対象に食農教育をテーマに学習を行っており、教材本として利用されています。
 教材本は生活を維持するために必要な「食」とこれを生み出す「農業とくらし」「農産物の生産」等について、写真やイラストを使ってわかりやすく説明されています。
佐藤組合長は「子どもたちが地域農業への理解を深めてもらえるよう、ご活用いただきたい」と話し、高橋誠也能代市教育長と今野尚人藤里町教育長に教材本を手渡しました。教材本を手にした能代市・藤里町の両教育長は「教材本を通して、子どもたちに地域農業の魅力を総合的に伝えたい」と感謝しておりました。
JAあきた白神は今後も食農教育の一貫として、畑作体験や収穫授業体験など、将来を担う子どもたちに農業に触れさせる機会作りに取組んで参ります。
 

顏の見える直売所めざす

2023-04-11
令和5年度の事業計画など全議案可決・承認
農産物直売所「みょうが館」を運営している「はまなす産直会」は4月11日、第26回総会を本店で開催し、令和4年度の実績を振り返り、令和5年度の活動計画を決定しました。
 総会には会員とJA職員合わせ約40名が出席。令和4年度は直売フェスタや収穫感謝祭など各イベントの催しにより、年間の販売額は約1億2千7百万と計画を上回る販売額となりました。令和5年度は、さらにイベント・出張販売で消費者と情報交換をしながら、常に安全・安心を心がけ顔の見える魅力ある販売を行い、販売額1億2千万の目標を掲げ、消費者に必要とされ愛される直売所をめざします。
 梶原啓子会長は「農産物の管理の難しさや、資材や光熱費の高騰、食品衛生法の規格基準対応など課題が山積されているが、もう一度初心に帰り安全・安心に取り組み、安価という直売所の強みを前面に出し、消費者に喜ばれる直売所を目指したい」と決意を新たにしておりました。

農機展示会開催

2023-03-17
最新農機具説明を受ける来場者

JAあきた白神は春の農繁期突入を間近に控えた17日、能代農機センター敷地内で農機展示会を開催した。

会場には、約20社の農機具メーカーの田植え機や畔塗り機など、最新の農業機械が一堂に展示されたほか、JAグループが、生産者の声を反映して開発した共同購入トラクターなども展示され来場したおよそ120人の関心を集めていた。

来場した組合員男性(65歳)は、「トラクターもそろそろ更新時期かなと思い展示会に来てみた。各メーカーを見比べることが出来て参考になった。JA担当者とじっくりと検討していきたい」と話した。

能代農機センター小川勝係長は「農家組合員のニーズをしっかり把握できるよう訪問活動などを積極的に行い、春の農繁期に向けて農業機械課職員一丸となって生産者をバックアップしていきたい」と意気込む。

 

『移住』×『農業』関心高める

2023-03-17
ツアー参加者に収穫を体験指導するJA青年部員

 能代市人口政策・移住定住推進室が企画した「能代農業探訪」(農業移住体験ツアー)が、3月17日からの2泊3日の日程で行われました。
 このツアーには、首都圏在住で、これまで能代市には縁がなかった20代~50代の会社員や専業主婦など、男女8人が参加しました。
 一行は、白神ねぎや白神山うどなどの収穫や出荷調整作業を体験したほか、能代市の郷土料理の調理体験をした後、その味を堪能。
 能代市の農業事情や支援制度、農業者の暮らしを体験してもらうことが目的の本ツアーを企画担当した同市人口政策・移住定住推進室小野さくら副室長は「農業に興味を持ち、移住を考える方は全国に大勢いるが、同市への移住を呼びかけるだけでは、判断材料にもならない。実際に訪れてもらい、同市の魅力を肌で感じてもらうことで、移住先を選択する際に、選択肢の一つになるきっかけになってもらいたい」と本ツアーの効果に期待を込めます。
 インスタグラムで「白神山うど」の写真を見て「収穫体験したい」と、ツアーに参加した東京都在住の50代女性は「山うどが大好物で、収穫を楽しみにしていた。作業を指導してくれたJA青年部の方の、農業に対する熱い想いにも感銘を受け、益々農業に関心をもった」と話してくれました。
 一行は、農業体験のほか、旧料亭金勇や、バスケットボールミュージアムなど能代の名所見学などを行い、能代市の魅力を十分に感じとっている様子でした。

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白神の春を告げる伝統野菜顔を出す

2022-01-20
良質な白神山うどを次々掘り上げる工藤さん
 山うど部会(桜田和浩部会長)の部会員らが所有するビニールハウス内では、昨年11月末頃から伏せ込まれた「白神山うど」が床土から次々と顔を出し始め、「一足早い春の香り」を漂わせながら、生産者らによる収穫作業がスタートした。
同JA販売課によれば収穫作業は例年よりも1週間程遅れ気味で、その要因として、床土を加温するために設置した加温装置では十分に加温しきれないほどに、年末年始にかけて低温気候が続いたことと、昨年末から続く連日の降雪により、生産者らがビニールハウスに降り積もった除排雪作業に追われ、収穫作業が後手に回ってしまっていると分析する。
 能代市二ツ井町で「白神山うど」を栽培する工藤宏さん(79)は4棟のビニールハウスに昨年末「白神山うど」の株を伏せ込み、先に伏せ込みを終えたビニールハウス内では長さ40センチ程に育った「白神山うど」が収穫適期を迎えている。
工藤さんは「いち早く消費者の皆さんに、春の味覚を堪能してもらいたいが、ビニールハウスが倒壊してしまってはどうしようもない。作業分担しながら良質な「白神山うど」を出荷していきたい。」と話し、妻のアキさん(77)と従業員の3人態勢で収穫作業と除排雪作業の二刀流に励む。
 同JA管内でも能代市二ツ井町を中心に収穫される「山ウド」は冬から春にかけて収穫され、昭和50年代に当時の二ツ井町農協が、冬場の出稼ぎ解消、冬場の収入源として転作作物の一つとして奨励したことをきっかけに栽培が盛んとなった。
同JAでは2007年に商標登録された「白神山うど」の名称で、北海道や関東首都圏の市場を中心に出荷され、シャキシャキとした小気味良い食感と、ほろ苦さ、春の味覚として各市場からも高評価を得ており、秋田県内でもトップクラスの生産規模を誇る。
同JAでは、2021年度の出荷量約90トン、6117万円の販売を計画している。

1月観測史上最大降雪 地域住民に除排雪で恩返し

2022-01-20
本店周辺の小路を重機で排雪する佐藤組合長と見守る近隣住民
 連日の大雪の影響でJAあきた白神管内(秋田県能代市、藤里町)では除排雪が追い付かない状況が続いている。
特に中心市街地などの道路脇には至るところに排雪する場所がなく、積み上げられた雪山ができ、道路幅を狭めている。
同JAが本店を構える能代市富町も同市中心市街地に位置し、本店周辺には高い雪山が積み上げられ、周辺の小路では対向する車両が徐行しなければうまくすれ違えず、一方が停止して相手の通過を待つなど交通に支障を来していることから、本店職員が総出で20日周辺の除排雪作業を行った。
同JA佐藤謙悦代表理事組合長もホイールローダーを自宅から持参し、自ら本店敷地内並びに同店近隣周辺の小路を除排雪。
 同店の近隣に住み除排雪作業に励んでいた佐藤栄子さん(87)は「毎日朝から雪かき作業で、排雪する場所もなくなり困っていた。組合長さんに綺麗に雪を払って貰って本当にありがたい。もう少しでJA本店も移転してしまうことが少し寂しいなあ。」と感慨深げに話す。
 同JA企画管理部工藤浩部長は「3月末に本店が移転することとなるが、今回の除排雪作業で、これまで長きに渡りお世話になった近隣住民の皆さまに少しでも恩返しする契機となった。移転まで残り僅かな期間であるが、可能な限りお世話になった近隣住民に恩返しできることを実践していきたい。」と話す。
秋田地方気象台によると、この大雪は18日から低気圧が次々と通過した影響によるものとされ、21日17時までの同JA管内の72時間降雪量は69センチメートルを観測。昭和54年の統計開始以来、1月としては平成18年1月6日に記録した64センチメートルを上回り過去最大となった。
同気象台は大雪をもたらした低気圧はピークを過ぎたとして、ここ数日は降雪が落ち着くものとみている。

茎ぐんぐん 収穫作業最盛

2022-01-17
1本1本丁寧に収穫する大高部会長
 アスパラガス部会(大高勝信部会長)では、現在、秋田県内でもトップクラスの生産量を誇る伏せ込み促成栽培によるグリーンアスパラガスの収穫作業が最盛を迎えている。
今期の同JA管内のアスパラガスは夏場の高温や干ばつの影響で生育の遅れが発生したが、稲刈り後から圃場に雨により水分が十分に供給され続けたため、株の肥大化が進み、昨年同部会が開催した株品評会では、根重の平均は1481.3gと平年並みまで回復しており、11月上旬から株の掘り取りが盛んに行われ昨年末から端境期を狙った収穫が開始され、3月末まで続く。
同部会大高部会長は「白神ブランドのアスパラガスは瑞々しく甘みが強いのが特徴で市場からも高い評価を得ている。多くの消費者に丹精込めて育て上げた白神ブランドのアスパラガスを是非とも食べてもらいたい。」とPRする。
 同JAは2020年度、生育不良により全体的に細物傾向の出荷が多かったこともあって、販売高3055万円であった。2021年度は生産者一丸となって3267万円(前年度対比113.5%)の販売高を目指すこととしている。

直売所「歳の市」年越し支度に貢献

2021-12-31
直売所で正月支度をする来店者
 あきた白神直売所「みょうが館」は正月用の食材を買い求める来店者で賑わいをみせている。
売り場には、みょうが館を運営するはまなす産直会の会員が丹精込めて育てた冬野菜を代表するのダイコンや、ハクサイなどが陳列されているほか、秋田県名物の自家製のハタハタ寿司やいぶりがっこなどの加工品に加え、規格外となったダイコンやゴボウ、ニンジンなどを有効活用するため乾燥させた乾燥野菜も売れ筋人気商品として陳列されている。
同JA農産物直売所「みょうが館」でも、歳末の25日から31日正午までを「歳の市」として営業。
同店では「歳の市」となるこの期間、多数の来場者を見込んで、特設の会計レジを設けて、駐車場には誘導係を配置し対応。
千葉県から帰省し来館した女性客は「コロナ禍による緊急事態宣言も解除され、約2年ぶりの帰省となる今年のお正月を父母と一緒に地場産の懐かしい食材をたくさん食べて、実家でのんびり過ごしたい。」と久しぶりの故郷の食材を手に取り懐かしむ。
また、店内では予約受付限定で販売している地場産の「鶴形そば」約9000玉を用意し、受取ブースでは長蛇の列を作っていた。
JAあきた白神直売所「みょうが館」の今年の営業は明日31日の正午まで営業し、年明けは6日から通常通り営業始める。

生産費等への支援求める

2021-12-27
齊藤能代市長(右)へ要請書を手渡す佐藤組合長(左)
 12月8日に秋田県山本郡藤里町の佐々木文明町長、27日には同県能代市の齊藤滋宣市長を訪れ、「米価下落に伴う稲作経営の安定に向けた農家支援」について要請書を提出した。
要請書は同JA佐藤謙悦組合長と営農部佐藤和芳部長が手渡した。
 コロナ禍の影響を受けた米価下落や、原油価格の高騰による燃料、資材等農業資材価格の上昇により、生産者の米販売代金を生産費が上回る状況にあることから、再生産に向けた種苗費や資材費、燃料油等生産費への支援等を要請した。
 佐藤組合長は「コロナ禍の影響により、米をはじめとする農作物の消費が著しく減少し、特に米に関しては厳しい販売環境にある。将来にわたって安定的な稲作経営を展望できるよう、JAとしても生産コストの削減指導や販売努力などに取り組んでいくので、行政からの支援をお願いしたい。」と話した。
営農資材WEB注文
組合員専用サイト

あきた白神農業協同組合
秋田県能代市字一本木47番地
TEL.0185-58-3000
FAX.0185-58-2002
Email:jaakitashirakami
@shirakami.or.jp
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◆白神山地について
白神山地は秋田・青森県境にまたがる世界第1級のブナの原生林です。

平成5年12月、日本ではじめてユネスコの「世界自然遺産」に登録されました。ブナの落ち葉は腐葉土となり、豊かな森をはぐくみ、そこから流れ出る川は大地を潤し、私たちに四季折々の恩恵をもたらしてくれます。

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