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あきた白神トピックス

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農機展示会開催

2023-03-17
最新農機具説明を受ける来場者

JAあきた白神は春の農繁期突入を間近に控えた17日、能代農機センター敷地内で農機展示会を開催した。

会場には、約20社の農機具メーカーの田植え機や畔塗り機など、最新の農業機械が一堂に展示されたほか、JAグループが、生産者の声を反映して開発した共同購入トラクターなども展示され来場したおよそ120人の関心を集めていた。

来場した組合員男性(65歳)は、「トラクターもそろそろ更新時期かなと思い展示会に来てみた。各メーカーを見比べることが出来て参考になった。JA担当者とじっくりと検討していきたい」と話した。

能代農機センター小川勝係長は「農家組合員のニーズをしっかり把握できるよう訪問活動などを積極的に行い、春の農繁期に向けて農業機械課職員一丸となって生産者をバックアップしていきたい」と意気込む。

 

『移住』×『農業』関心高める

2023-03-17
ツアー参加者に収穫を体験指導するJA青年部員

 能代市人口政策・移住定住推進室が企画した「能代農業探訪」(農業移住体験ツアー)が、3月17日からの2泊3日の日程で行われました。
 このツアーには、首都圏在住で、これまで能代市には縁がなかった20代~50代の会社員や専業主婦など、男女8人が参加しました。
 一行は、白神ねぎや白神山うどなどの収穫や出荷調整作業を体験したほか、能代市の郷土料理の調理体験をした後、その味を堪能。
 能代市の農業事情や支援制度、農業者の暮らしを体験してもらうことが目的の本ツアーを企画担当した同市人口政策・移住定住推進室小野さくら副室長は「農業に興味を持ち、移住を考える方は全国に大勢いるが、同市への移住を呼びかけるだけでは、判断材料にもならない。実際に訪れてもらい、同市の魅力を肌で感じてもらうことで、移住先を選択する際に、選択肢の一つになるきっかけになってもらいたい」と本ツアーの効果に期待を込めます。
 インスタグラムで「白神山うど」の写真を見て「収穫体験したい」と、ツアーに参加した東京都在住の50代女性は「山うどが大好物で、収穫を楽しみにしていた。作業を指導してくれたJA青年部の方の、農業に対する熱い想いにも感銘を受け、益々農業に関心をもった」と話してくれました。
 一行は、農業体験のほか、旧料亭金勇や、バスケットボールミュージアムなど能代の名所見学などを行い、能代市の魅力を十分に感じとっている様子でした。

全国初! 労働力の県間調整にチャレンジ!!

2023-03-14
りんご選果場の従事者か作業を指導される白神ねぎ生産者ら
 JAあきた白神と、JAつがる弘前(代表理事組合長天内正博・青森県)との県を超えた単一JA間による初の労働力調整事業がこのほど着手されました。
 当組合管内では、近年「白神ねぎ」の生産が順調に拡大し、年々販売額を伸ばす一方、この出荷調整に係る労働力不足と確保が課題となっています。
 出荷最盛期となる7月から12月の季節労働者の確保が困難を極める一方、年間雇用するにも、1月から3月の農閑期の労働者に対する報酬確保が課題となっていました。
 そこで、秋田県農業労働力サポートセンターと協議を進め、東洋最大級となるりんごの選果場を運営するJAつがる弘前の従業員雇用の事態に着目し、冬季間の就労を試験実施。白神ねぎを生産する3経営体から4人の従事者を試験的に派遣し、りんご選果場での作業に当たりました。
 本事業を推進する営農部担当者は「この事業が軌道に乗ることで、当JA管内の農業法人だけでもおよそ300人の臨時・常時従事者がいる。年間雇用が確約されることで、労働者への賃金の維持向上も保障され、「白神ねぎ」の生産規模拡大にも更に拍車がかかることとなる」と事業の本稼働に期待を寄せます。
 両JAの協議では、それぞれの宿泊先の確保など山積する課題を解消しながら、2024年1月に当組合から従事者をりんご選果場へ派遣し、7月頃から白神ねぎの生産現場にりんご選果場の従事者を迎え入れる本稼働を目指すこととしています。

集落座談会でJA合併進捗状況を説明

2023-03-06

JAあきた白神は6日から同JA管内37カ所の各地区集会所等で座談会を開催している。

座談会では、2023年度の基本方針や各部の重点事項、事業計画案などを説明したほか、JA秋田中央会や県内10JAなどでつくるJAグループ秋田組織再編協議会が先月公表した、2024年度を目途としていた合併を、2026年4月へ2年先送りした経緯や協議経過などについて説明。

佐藤組合長は「現時点で、合併する事によって組合員や地域農業に具体的なメリットを示せるまで至っていない状況。引き続き協議に参加し、合併する事で当組合管内の地域農業の発展と後継者が安心して就農出来る状況を確約出来ると判断した際に、組合員の皆様に最終判断を仰ぎたい。今後も引き続き、合併協議の進捗状況は伝えていくので遠慮なく意見頂きたい」と参加者に呼び掛けた。

参加した組合員からは「合併する事により、目が行き届かなくなり、我々のような小さい集落の農業が衰退していくようなことがあっては本末転倒。スピード感を持ちながらも慎重な協議をもって合併メリットを示してもらいたい」などといった意見が寄せられた。

同JAではJA自己改革の基本目標である「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の実現に向けて、組合員から寄せられた意見を反映させた取り組みを2023年度展開していく方針だ。

農畜産物生産者大会

2023-02-21
最優秀表彰を受ける轟地区園芸メガ団地

JAあきた白神の農畜産物生産者大会は21日に行われ、2022年度の農畜産物の販売見込み額は昨年8月の大雨による圃場の大規模冠水被害などによる減収が響き、計画対比91%の53億1497万円。天候に左右されない生産技術の確立と、園芸品目の複合化を推し進め、農業生産の拡大並びに農業者の所得増大などを掲げた大会宣言を行い、来年度計画案の60億円の達成に向けて認識共有を図った。また、優良生産者6経営体を表彰した。

生産者、行政、市場関係者など約130人が出席。

佐藤組合長は「天候に左右され、栽培管理に難儀したと思うが、多数の秀でた白神青果物を出荷頂いたことに感謝する。生産者の所得増大のために今後も有利販売に努め続ける。生産の拡大、地域の活性化への貢献を着実に実行し、地域農業の将来を見据えた事業を強化していく」などと、今年度を振り返りながらあいさつした。

 今年度の販売実績見込みは▽米穀30億4767万円(計画対比962%)▽青果物21億2230万円(849%)▽畜産物1億4499万円(858%)と、昨年6月の低温や8月の日照不足と大雨による圃場の冠水が大きく影響し、いずれも計画を下回った。

 優良生産者表彰式では優良生産者6経営体が表彰され、最優秀賞秋田県山本地域振興局長賞を受賞した轟地区園芸メガ団地は、2019年からJGAP団体認証に取り組み、「白神ねぎ」の知名度向上に寄与し、2022年度には、台湾の市場関係者からも高評価を得ることが出来た輸出に挑戦して、販路開拓に多大な貢献をしたことなどが評価された。

◆県山本地域振興局長賞を除く結果は次の通り。

▽最優秀賞◇能代市長賞=山谷真◇藤里町長賞=細田康成▽優秀賞◇全農秋田県本部長賞=石山金由◇JA組合長賞=株式会社白神大地(代表取締役高橋信男)

▽功労賞◇のしろ南大豆センター

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組合員専用サイト

あきた白神農業協同組合
秋田県能代市字一本木47番地
TEL.0185-58-3000
FAX.0185-58-2002
Email:jaakitashirakami
@shirakami.or.jp
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◆白神山地について
白神山地は秋田・青森県境にまたがる世界第1級のブナの原生林です。

平成5年12月、日本ではじめてユネスコの「世界自然遺産」に登録されました。ブナの落ち葉は腐葉土となり、豊かな森をはぐくみ、そこから流れ出る川は大地を潤し、私たちに四季折々の恩恵をもたらしてくれます。

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