あきた白神トピックス
病害虫防除の徹底を きゃべつ部会現地研修会
2023-05-23
JAあきた白神キャベツ部会は5月23日、キャベツ現地研修会を開催しました。今年は圃場準備が順調に行われた中、生育確認と今後の栽培管理を検討するため、生産者約30名が参加。生産者の圃場3か所を巡回し、生育状況などを確認しました。
山本地域振興局職員が、生育状況や今後の病害虫対策について説明。「圃場準備は順調に行われたが、4月下旬の遅霜や5月上旬の大雨、加えて低温日も続き、生育の停滞が見られ生育ムラが確認されている。間もなく収穫が始まるが、病害虫防除をしっかりおこなってほしい」と呼び掛けていました。

健苗コンクール ~斉藤金良さんが最優秀賞~
2023-05-10
JAあきた白神稲作部会は5月10日、管内3地区合同の健苗コンクールを能代営農センターで開催しました。苗の生育確認と生産者の育苗管理技術向上が目的で、営農指導員が事前に選出した健苗が24点出品されました。
審査は県山本地域振興局農業振興普及課職員が、苗丈、葉色、茎の太さ、苗の硬さ、苗の揃い、根張りなどについて一点一点入念に審査し、特に優れた健苗を絞り込み上位10点を選抜しました。選抜したものについて、草丈、葉齢を調査し外観や苗充実度、発根量窓を測定し総合順位を決定しております。
今年度の最優秀受賞者は細やかな育苗管理により、苗の形質や充実度が特に優れていることなどが評価されて能代市の斉藤金由さんが受賞しております。。
上位入賞者は次のとおりです。
【最優秀賞】 斉藤金由(能代)
【優秀賞】 細田康成(藤里)、金谷光男(能代)
【優良賞】 成田俊幸(二ツ井)、多賀谷秀弘(能代)

水稲育苗へ巡回指導
2023-04-24
水稲育苗の初期成育の確認や農家からの相談に応えるため、4月24日から管内3地区で苗代巡回を行いました。
JAの営農指導員が各生産者の育苗ハウスを巡回して、床土や苗の状態、温度管理等について細かく確認、指導しました。巡回した指導員は「苗は順調に生育しているが、気温が低い日もあるので、ハウス内の温度には気をつけてほしい」と指導。気温の上昇とともに苗焼けや徒長苗、病害などを防ぐために温度管理に注意を促し、健苗育成に向けて指導しておりました。

食農教育に役立てて 教材本を寄贈
2023-04-12
4月12日に子どもたちに農業に関心を深めてもらおうと、JAバンクの補助教材「農業とわたしたちのくらし」を能代市教育委員会と藤里町教育委員会に300冊を寄贈しました。能代市と藤里町では小学5年生を対象に食農教育をテーマに学習を行っており、教材本として利用されています。
教材本は生活を維持するために必要な「食」とこれを生み出す「農業とくらし」「農産物の生産」等について、写真やイラストを使ってわかりやすく説明されています。
佐藤組合長は「子どもたちが地域農業への理解を深めてもらえるよう、ご活用いただきたい」と話し、高橋誠也能代市教育長と今野尚人藤里町教育長に教材本を手渡しました。教材本を手にした能代市・藤里町の両教育長は「教材本を通して、子どもたちに地域農業の魅力を総合的に伝えたい」と感謝しておりました。
JAあきた白神は今後も食農教育の一貫として、畑作体験や収穫授業体験など、将来を担う子どもたちに農業に触れさせる機会作りに取組んで参ります。

顏の見える直売所めざす
2023-04-11
農産物直売所「みょうが館」を運営している「はまなす産直会」は4月11日、第26回総会を本店で開催し、令和4年度の実績を振り返り、令和5年度の活動計画を決定しました。
総会には会員とJA職員合わせ約40名が出席。令和4年度は直売フェスタや収穫感謝祭など各イベントの催しにより、年間の販売額は約1億2千7百万と計画を上回る販売額となりました。令和5年度は、さらにイベント・出張販売で消費者と情報交換をしながら、常に安全・安心を心がけ顔の見える魅力ある販売を行い、販売額1億2千万の目標を掲げ、消費者に必要とされ愛される直売所をめざします。
梶原啓子会長は「農産物の管理の難しさや、資材や光熱費の高騰、食品衛生法の規格基準対応など課題が山積されているが、もう一度初心に帰り安全・安心に取り組み、安価という直売所の強みを前面に出し、消費者に喜ばれる直売所を目指したい」と決意を新たにしておりました。
